木造住宅では普段やらない工事をしています。
土留め工事ですが、9ｍのＨ型鋼材を打ち込み、矢板と呼ばれる板材で土を留めていきます。
5ｍ掘るので、それくらいしないと土が崩壊してしまいますので。
重機がめちゃくちゃデカいです！

最近土地が高騰していますが、工事が難しい土地、斜面地等は価格は安いです。
工事費がかかることはもちろんですが、その基礎工事を行う技術が木造住宅だけを作っている会社にはないという事も大きな要因です。

基礎工事を「基礎屋さん」と言われる会社に一式お願いしていて、細かく基礎工事の現場管理をしていないことも原因かなとも思います。

住宅地の中の整形地は高いかもしれませんが、斜面地や変形地など工事条件が難しいところは安いままです。
そのようなところに知恵を使い、トータル金額を抑えて工事が出来たらメリットもありますし、比較的都市の中心部に住めたりするのかな？とも思います。

ちなみにこの円山西町の土地ではＲＣ擁壁と住宅外壁を兼用することで、ビルトインカーポートを一般的に同じ面積で立てるよりも、安く作っています。

難工事にどんどん挑戦することで、
コストを下げることと、市街地の空洞化を防ぐの2つの問題を解決しようと考えています。