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プレカット VS 大工さん

2023年03月01日(水)

変形5角形のこちらの住宅。
本当は全て大工さんの手刻みとしたいところはあるのですが、実際には
コスト面、業務の繁忙、職人さん不足によりプレカットになることが多いです。

プレカットはただ単純に機械に入力すればいいというものではなく、
形に合わせて、柱~梁の取り合い形状や、どこに何の下地を入れるかなど検討することが大切です。

きっと紺野建設のプレカットは、かなり難しくてプレカット屋さんは苦戦していると思います。
(ごめんなさい、、、)

見せる柱や梁には極力金物を付けないなど、木造建築で木を見せるには
意外とテクニックが必要になります。
この言葉にするのが難しい技術を、本にして出版したらきっと世の中の木造住宅のレベルアップに繋がるだろうなあと最近ひっそりと考えています。