大自然に囲まれて山々を望む家
清水町/S様邸
この場所の風景や環境に惹かれて「自然が感じられる家」にしたいと思いました。西南から北東に流れるようにデザインされた各部屋には、庇付きの窓が多くあり、夏は遮光、冬は採光ができます。さらにパッシブ換気(※)など、自然の力を最大限利用したエコ住宅になりました。外と室内の距離がぐっと近くなって暮らし方も変化しています。
木をふんだんに使ったエコハウスで、ライフスタイルが開放的に。
紺野建設のモデルハウスや社長のご自宅に伺った際に、経年による塗装の色あせや無垢の床のキズも、劣化というより味わいになっていて素敵だなと思い、木をたくさん使って自然が感じられる、そしてちょっとおもしろい家を建てたいと考えるようになりました。後々「こんな家、流行ったよね」とならないような、流行にとらわれない家にしたかったのも紺野建設を選んだ理由のひとつです。
南に開けていて西南には日高山脈が望めるので、この環境を生かした設計にしてもらいました。山々を一望できる西南角は、一階は書斎、二階は子どもたちの寝室です。ここからは、十勝らしい雄大な風景をいつも眺めることができます。南向きに大きな窓のあるバスルームも、とても開放的です。蓄熱タイルで、夕方まで差し込む陽射しを熱として溜めてくれますし、星空を眺めながらのバスタイムは本当に贅沢ですね。
キッチンは、夫婦ふたりで立ってちょうど良い広さにしてもらい、棚もシンプルに扉なしを希望しました。二階のロフト部分は、夜、外の景色を見ながら酒をチビチビ…と考えていましたが、今は、すっかり子ども部屋になっています。大人の空間になるのは、十年後の楽しみですね。
好きな場所は、なんといっても書斎ですね。早朝に仕事をすることが多いのですが、森、山、空しかないこの眺めは最高ですよ。またリビングの床にほんの少しの段差があるのですが、この段差が上と下の空間を分けてくれて、気軽に座ることもでき、気に入っています。照明器具なども大工さんがひとつひとつ丁寧に仕上げてくれて、統一感とぬくもりを感じています。