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WORKS NAME/上伏古コミュニティーセンター

築32年の旧保育所を部分解体し、地域交流施設を作るプロジェクトでした。
大学が基本設計したものを、設計事務所がブラッシュアップし、施工会社が実施設計段階から入り、アドヴァイスをしながら設計をまとめていく新しい方式の工事です。
この現場では外断熱外気密にすることで、UA値0.19、C値1.0と100坪超えの複雑形状の公共施設としてはまず無いくらい、とても良い数字が出ています。

今までにない事に挑戦することは、時には軋轢を生み、上手くいかない事もあります。
このプロジェクトで特に感じたことは、町、大学、設計事務所、施工会社それぞれの価値観を持ち、「いい建物を作りたい」という想いで、やっているということでした。

設計者、技術者が不足が叫ばれる中、他社も巻き込み、立場を超えてプロジェクトをまとめていく人材も減っています。

そんな時代ではありますが、微力ながら紺野建設がその役割を担うことが出来ればと強く感じるプロジェクトでした。

発注者:芽室町
基本設計:北海道大学小澤丈夫研究室+東京工業大学安田幸一研究室
実施設計:株式会社アトリエブンク
施工、実施設計アドバイス:紺野建設株式会社
撮影:阿野太一

 

【 床 】
カラマツフローリング、長尺シート
【 壁 】
カラマツ合板、木毛セメント板
【天井】
岩綿吸音板、カラマツ合板
【外壁】
ガルバリウム鋼板
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